乾燥肌に有効な保湿成分
秋から冬にかけて空気が乾燥してくると、肌も乾いてカサカサになってきます。
肌の乾燥を防ぐには、保湿する事が大切です。乾燥肌に有効な保湿成分には、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、グルコサミン、コンドロイチン硫酸、セラミドなどがあります。
これらの保湿成分は、潤いをたっぷり含んだモチモチの健康な肌には、元々持っている成分です。
しかし、加齢やストレス、生活環境、睡眠などの様々な原因が絡み合ってこれらの保湿成分が失われ、乾燥肌になっていくのです。
乾燥肌気味になってしまい、肌を乾燥から守り潤いを十分保つためには、こういった保湿成分を補う必要があります。
本来は、乾燥肌から自らの力で瑞々しい肌へ再生していくために食生活によって保湿成分を摂取したり、生成したりするのが一番です。
しかし、すべてを食生活で補給するのは難しいので、サプリメントや化粧品を上手に利用すると良いでしょう。
そこで注意したいのが、サプリメントを飲めばそのまま肌の乾燥に良い保湿成分が体内に取り込まれる訳ではないということです。
例えば、コラーゲンはタンパク質がアミノ酸に分解され、ビタミンCを伴って生成されるため、飲んだだけでは体内に取り込まれません。
また、コラーゲンはヒアルロン酸などのムコ多糖体がなければ、潤いとハリのある肌にはなりません。
化粧品も同様なので、乾燥肌に効果がある成分と正しい摂取法を学んでから対策を練ってはいかがでしょうか。
老人の乾燥肌
誰でも年齢を重ねると乾燥肌になりやすくなります。
というのもホルモンの関係で40歳を過ぎた頃から皮脂の分泌が減っていき、60代に入ると老人性の乾燥肌を起こしやすくなります。
皮脂の分泌が減ってくると、角質層の水分が蒸発しやすくなり、肌が乾燥してきます。
肌が乾燥すると今度はかゆみを感じるようになり、掻いてしまうと角質層や皮脂が剥がれ、乾燥肌を更に悪化させるという悪循環になります。
老人性の乾燥肌には、「老人性乾皮症」と「老人性皮膚掻痒症」があります。
「老人性乾皮症」とは、空気の乾燥する秋から冬にかけて、肌の保湿をしている角質層の水分、皮脂、セラミド、尿素といった天然の保湿因子が年齢とともに失われ、肌がカサカサした状態になることで、かゆみを伴います。
冬にエアコンを入れて湿度が下がると、乾燥肌の症状が一層進むので気を付けましょう。
「老人性皮膚掻痒症」は、加齢によって皮膚の分泌が減り、発汗が少なくなります。
そのため、肌の保湿機能が低下し、空気が乾燥すると肌がカサカサになり強いかゆみを伴います。
かゆみを感じる部分は、背中や脇腹、下肢の外側で、かゆみのために不眠症になる人も多いようです。
これら老人性の乾燥肌は、加齢によるものですからすぐに治るわけではなく、対策によって肌の保湿力低下のスピードを遅らせる努力が必要でしょう。
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